バイロンウィーンさんといえば、年初のびっくり予測が有名です。
残念ながら2023年10月25日に鬼籍に入られましたのが残念です。
バイロン・ウィーン氏死去 米市場重鎮「びっくり予想」 - 日本経済新聞 (nikkei.com)
そこで追悼の意味を兼ねて、2024年びっくり予測を10個考えてみました。
2024年びっくり予測 追悼バイロンウィーン
コンサバ化する世界
2024年は選挙ラッシュです。アメリカはもちろんインド、ロシア、インドネシア、メキシコなどでも選挙です。
インドはモディ、ロシアはプーチンが再選。
インドネシア、メキシコは任期の制限があるので、そのまま現政権の継承者が選ばれる可能性が高いです。
2024年は、新興国でも選挙の年 2023年10月20日 | 大和総研 | 増川 智咲 (dir.co.jp)
肝心のアメリカは、バイデンVSトランプという退屈な対戦となり、どっちが勝っても再選という非常に面白味のない選挙となるでしょう。
ロシアとウクライナで停戦
開戦当初はロシアが経済崩壊などで打撃が大きいとされていました。
しかしロシアは、経済は厳しいながらも持ちこたえることができています。盟友の中国はもちろんですが、インドが全方位外交として石油の輸入などをしてくれたことも影響しているのでしょう。
一方ウクライナでは、ゼレンスキーさんと軍部との不和が伝えられ、頼みの綱であるアメリカからの支援はイスラエル問題がクローズアップされて雲行きが怪しくなりました。
アメリカとしてはウクライナ、イスラエルと両面支援となると厳しくなるので、現状の領土を容認し停戦への動きが進むかもしれません。
そうなれば2022年2月24日からはじまったウクライナ侵攻は、3年弱で和解という局面になるかもしれません。
ビットコインは100,000ドル越えへ
ビットコインは2024年3月27日ごろに半減期を迎えます。
そのためビットコインの上昇トレンドは継続。
ドル安トレンドの追い風を受けて、前回高値更新を目指します。
SP500はボックス圏相場
SP500はUSD3585-4768の最近の安値、高値でボックス圏を継続。
中国経済回復へ
中国は弱いながらも、予想よりは高い経済成長をみせます。
2024年は中国共産党大会から2年目にあたります。中国共産党大会から2年目のパフォーマンスをみてみると、総じて好調が多いです。
不動産セクターの回復はまだまだ厳しいです。
ところが半導体技術では次々と高技術製品をリリース。中国では無理とされた微細技術の半導体の大量生産を楽々クリアして世界を驚かせます。
アメリカ住宅市場は引き続き拡大
アメリカの金利上昇は一服するのではないか、というのが大方の見方になりつつあります。
しかし住宅は供給がまだまだおいていませんので、引き続き住宅市場の拡大があるかもしれません。
ただし高金利ですので、消費全般、あるいは自動車関連などは悪いニュースは多そうです。
バイロンウィーンのAIが登場
バイロンウィーンさんの予想はもう見ることはできません。
しかしバイロンさんの過去の予測と経済状況をAIに解析させ、バイロンウィーンAI版のびっくり予測が引き続き公開されることになります。