バフェットといえばハイテクなどの知らないモノには投資しないというスタンスが有名でした。しかしアップルへがっつり投資して成功して以降は、新興ハイテク企業への投資も増えてきました。
バフェットの投資するハイテク企業一覧
Nubank
Nubank - Finalmente você no controle do seu dinheiro
ブラジルのユニコーン企業である「Nubank」がナスダック上場をするようです。 いわゆるフィンテック企業であり、その急成長ぶりなどからTIME誌が世界でもっとも影響力ある企業の1つとして紹介しています。 もともとはブラジルで低コストのバーチャルカードからスタート。クレジットカード事業では、スマホで簡単に利用でき、年会費無料や年利145%といったサービスを展開。ローンやオンライン保険といった領域にも事業を拡大しています。
ウォーレン・バフェット氏の投資会社バークシャー・ハサウェイは、2021年にNubankに5億ドル(約550億円)を出資したと報じられています。 Warren Buffett Invests $500 Million in Brazilian Neobank Nubank (entrepreneur.com)
残念ながらまだNubank Japanのような日本での活動はありません。 ただ、ブラジル以外にメキシコやコロンビアではビジネスを展開しており、先にラテンアメリカ圏をおさえようという戦略かもしれません。
スノーフレーク(SNOW)
(1) New Messages! (snowflake.com)
クラウド・データウェアハウジング企業。AmazonS3やAzureなどのクラウドストレージとも連携し、データを一元管理します。
バークシャーはIPO直前にスノーフレークの未上場株を610万株取得。発行済株式数の2%強に相当しています。 バフェット銘柄であることで注目度も高く、IPO時には120ドルだった株価が初日は253.93ドルにまで一気に上昇しました。
クラウドサービスなので、日本からも同社ホームページよりトライアルを申し込んで利用することができます。
アップル(AAPL)
ご存じGAFAの一角。 もともとは一部の熱狂的なファンのいるPC企業でしたが、ジョブス復帰以降は立て直しに成功。特にアイフォン以降の成功でデジタル革命をリードしてきました。
バークシャーは、2016年からApple株への投資を行いました。ハイテクのような正体のわかりにくいものには投資しないとしてきたバフェットさんが投資を始めたため、大きな話題となりました。
ただバフェットさんの投資はまたしても成功し、今ではその配当だけで1000億円ぐらい稼げています。
もちろん日本でもファンは多く、各地にアップルストアも展開されています。