コンゴ民主共和国(旧ザイール)でエボラ感染症が確認されました。 エボラといえば致死率の高い伝染病です。ここではエボラ用ワクチンの種類などについてまとめていきます。
コンゴでエボラウィルス
WHOによれば、コンゴ民主共和国(旧ザイール)でエボラ感染者が確認されたということです。
死亡した46歳の女性の検査で確認されたそうです。 すでに調査が開始され、ワクチンも送られました。
https://www.cnn.co.jp/world/35192233.html
エボラウィルスのワクチン
「Zabdeno(Ad26.ZEBOV)」
米ジョンソン・エンド・ジョンソン子会社ヤンセンファーマが開発したエボラ出血熱ワクチン。
「NIAID/GSKエボラワクチン(VRC207)」
米国アレルギー感染症研究所(NIAID)とグラクソ・スミスクライン社(GSK)によって共同開発されたワクチン。
「Newlink/Merckエボラワクチン(VSV-ZEBOV)」
カナダ国立微生物学研究所公衆衛生局(PHAC)が開発。 米ニューリンク・ジェネティクス社(現在はメルク社)が製造。
エボラウィルスの治療薬
「ブリンシドフォビル(Brincidofovir)」
米シメリックス社(Chimerix Inc.)の抗ウイルス薬。
「アビガン ファビピラビル(Favipiravir)」
日本の富山化学工業(富士フィルムホールディングス傘下)の製剤。 商品名アビガン(Avigan)。