サル痘関連銘柄を持っている人にとっては、サル痘の流行が広がるか、おさまるかは気になるところでしょう。場所によってまちまちですが、アメリカの方はひょっとするとおさまりつつあるかもしれません。
アメリカ
アメリカはCDCが感染者数の推移を公表しています。
それによれば、8月あたまをピークに徐々に低下しているようにもみえます。
https://www.cdc.gov/poxvirus/monkeypox/response/2022/mpx-trends.html
アメリカでは100万回分以上のサル痘ワクチンが納入され、拡大防止のために積極的に投与されています。
ちなみにワクチン「ジンネオス」は、28日間隔で2回接種する仕様となっています。
ただし8/19の段階では、キング郡のようにサル痘の緊急事態を宣言しているエリアもあります。
カナダ
カナダ公衆衛生局長のテレサ・タム博士によれば、感染鈍化が認められているとのこと。
ただ本当に頭打ちかどうかは、しばらくモニタリングする必要があるとしています。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/08/54440128f19bea75.html
ワクチンメーカー
ワクチン供給のババリアンは、需要に応じるほど生産ができないとしており、生産委託や米国の受託製造業者への技術移管などを検討しているそうです。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-08-17/RGRAP4DWRGG001