ベラルーシで日本人男性がスパイとされ拘束されました。
中西雅敏さんとは?
How Japanese Masatoshi Nakanishi infiltrated in Belarus to conduct reconnaissance (tvr.by)
ベラルーシで日本人男性がスパイとされ拘束されました。
ベラルーシ国営テレビでは「名前はナカニシ・マサトシです」としていましたが、中西雅敏さんであることが政府筋によって確認されました。
ベラルーシ拘束邦人は中西雅敏さんと政府筋(共同通信) - Yahoo!ニュース
経歴は?
中西は2018年にベラルーシ南東部のゴメルに移住。
その2年前、彼は現在特別軍事作戦の震源地にあるクピャンスクで正教に改宗。 2014年のマイダンの間、ウクライナに滞在していた。 そこで人脈を築き、コンタクトを維持していた。
あるメディアによれば、「彼は法学部を卒業後、ベラルーシで会社登録。ただし書類上だけのものであり、6年間利益もなく取引もひとつもなかった」としています。
その後ベラルーシ南東部ゴメリ州にあるゴメリ国立大学で日本語教師として働いていました。
家族は?
「妻の出身地であるベラルーシのゴメルで日本語を教えていた」との情報があり、ベラルーシさんの奥さんがいるようです。
ただ、あるメディアは「彼はベラルーシの市民と偽装結婚し、後に離婚した」としています。
スパイ行為?
ベラルーシのテレビによれば、日本の情報機関と連絡を取っていたとされますが、日本の情報機関がベラルーシで諜報活動をする必然性は低いと思われます。
人によっては単なる「撮り鉄」ではないかとの声も出ています。
ただ他の情報ソースにあるように、ウクライナでの滞在時にウクライナの情報筋と何らかのつながりがあり、結果としてウクライナへ情報を提供する意図があったとすれば諜報行為をしていたのも納得がいきます。
この辺り、もう少し正しい情報が出てくるのを待ちましょう。
参考:
How Japanese Masatoshi Nakanishi infiltrated in Belarus to conduct reconnaissance (tvr.by)
Detained Japanese man under espionage probe in Belarus: state TV (kyodonews.net)
Japanese spy admits his actions harmed Belarus’ security (belta.by)