ウクライナがロシア領土へ攻撃をしたことで、ウクライナ戦争の情勢がまた変わってきています。
CIA長官ビルバーンズによれば、ロシアのウクライナ侵攻初期である「2022年の秋には、戦術核兵器が使用される可能性がある本物のリスクがあったと思う」としています。
その後核は使用されることはありませんでした。
しかし7/27にはウクライナのドローンが、極北にあるロシアのオレニャ飛行場を攻撃し、戦略爆撃機を攻撃しました。
さらに年8月6日、ウクライナ軍はロシア西部のクルスク州への越境攻撃に乗り出しました。今まではロシアへドローンによる攻撃が見られましたが、本格的な軍の投入は初めてとなります。
ロシア領土の攻撃は、ロシアの核使用の条件の1つともいえますし、その後の推移が非常に警戒されています。
ウクライナ軍の越境攻撃から1か月 双方が局面打開へ攻勢 | NHK | ウクライナ情勢
9月1日にはロシアは核ドクトリンを変更すると発言。
「プーチンの核」がひたひた迫ってきた…どうする、アメリカ!?(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
また、9月3日には米研究者がロシアの新型核ミサイル発射地点と思われる場所を発見しました。
通常はミサイル発射地点と核備蓄施設は距離が離れているそうです。が、モスクワの北295マイル(475キロ)に位置するこの施設では、核弾頭貯蔵所の隣にミサイル発射台があります。つまり、通常よりもすぐ発射が可能になるのではないかと予想されます。