米国防総省(DoD)傘下の防衛高等研究計画局(DARPA)は、AI搭載機での空中戦テストに成功したと発表しています。
AI戦闘機とは?
ACE Program’s AI Agents Transition from Simulation to Live Flight (darpa.mil)
DARPAでは、ACE(Air Combat Evolution)プログラムとして人工知能(AI)のアルゴリズムを研究・テストしています。
従来はコンピューター画面上で空中戦を行うシミュレーショがメインでした。
しかし現在では、実際に飛行するF-16戦闘機の制御をするようになってきました。
空軍基地で行われたテストでは、X-62AまたはVISTA(Variable In-flight Simulator Test Aircraft)といったソフトを使った実機テストを複数回行っています。
離着陸はもちろんのこと、飛行時にいろんなテスト項目を行います。
もちろんは不測の事態に備えて、セーフティパイロットは搭乗しています。
何か問題が発生した場合には、操縦を引き継いで行います。
精度やテスト項目などは報告されていませんが、今後ともAIを使った戦闘機パイロットソフトは改良・進化していくのでしょう。