シンガポールはマレーシアの南に位置しています。人口は500万人程度ですし、国の面積としてもかなり小さいです。 ただ、都市国家として十分発展しています。特に金融セクターではアジアのハブ的なポジションもあり、その発展は目を見張るものがあります。 ここではシンガポール企業のADRなどを中心に、投資先を紹介していきます。
アスラン・ファーマシューティカルズ(ASLN)
バイオ医薬品メーカーで、がん治療薬の研究開発をおこなっています。
SEA(SE)
Eコマースやゲーム部門を抱える新興企業です。
ECプラットフォーム部門では「Shopee」があります。コロナ禍で利用者はさらに増加傾向にあります。
オンラインゲーム部門では「Garena Free Fire」が人気です。
これはPUBGや荒野行動のようなバトルロイヤルゲームです。 日本では知名度は低いですが、海外ではフリーファイアはよくプレイされています。ユーチューブでゲーム実況された人気ゲームランキングでは上位にいる作品です。
デジタル金融部門は「SeaMoney」があり、バンキング業務等への拡大も進めています。 このようにいくつかのセクターそれぞれに競争力が期待でき、単なるECサイトにとどまらない魅力のある銘柄です。
iShares MSCI Singapore ETF(EWS)
シンガポールという国自体の発展に投資したいという場合には、シンガポールに特化したETFを購入するのがよいでしょう。
このアイシェアーズのシンガポールETFでは、
・DBSグループ
・Oversea-Chinese Banking(金融)
・United Overseas Bank(金融)
・シンガポールテレコム(通信)
・シンガポールエクスチェンジ
・メープルトゥリーロジスティックストラスト
・ヴェンチャーコープ ・アセンダス不動産投資
・シンガポールテクノロジーエンジニアリング
などが組み込まれています。